昨年6月にセラフィム府主教座下を表敬訪問されたブルガリア「日本友の会」代表ジェゴヴ・ボヤン氏(ソフィア・自由科学及び情報技術大学准教授)がブルガリア大使館主催の大阪万博での文化行事を終え、セラフィム府主教座下を7月24日(火)再び表敬訪問されました。
ボヤン氏は日本とブルガリア両正教会の友好のしるしにとリラの聖イオアン修道院(ブルガリア正教会最大の修道院)の修道士の手による「リラの聖イオアン」の聖像(イコン)を府主教座下に贈呈されました。同氏によれば、これは「昨年府主教座下から贈られた西陣織の生神女聖像をアレクサンドル・ネフスキー聖堂でたまたま目にした修道士が非常な感銘を受け、是非日本のニコライ堂に贈りたいとの思いを込めて描いたイコン」とのことです。
ボヤン氏のご厚意への返礼として、セラフィム府主教座下からは八端十字架が描かれた漆塗りの箱が贈られました。
(教団事務長 長司祭ディミトリイ田中仁一)