ロシア正教会キリール総主教聖下来日 9/14-18

 

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ロシア正教会キリール総主教聖下及び随行(ヴァルサノフィイ府主教座下、イラリオン府主教座下、ヴァルフォロメイ大主教座下、セルギイ主教座下、長司祭ニコライ・バラショフ師、長輔祭ヴラジーミル・ナザルキン師、レゴイド氏、ククソフ氏)を含む総勢50名の一行が、9月14日から18日まで来日し、函館・仙台・東京を訪れた。総主教聖下の来訪は、日本ハリストス正教会が9月16日に東京神田ニコライ堂で主催した「聖ニコライ永眠100年祭」記念行事への参加、函館・仙台・東京へと聖ニコライの足跡を辿ること、日本政府関係者との会談、また特に総主教聖下ご自身のたっての希望で東日本大震災の被災地へのお見舞と、仙台市若林区荒浜地区において被災永眠者の慰霊のお祈りをするために行なわれたものである。

 

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聖堂に到着された総主教聖下(函館)
9月14日(金)午後、モスクワ及び全ロシアの総主教キリル聖下を乗せたチャーター機が函館空港に到着した。全日本の府主教ダニイル座下と仙台の大主教セラフィム座下は、キリル総主教聖下一行の方々をチャーター機のタラップの下で出迎え、空港内で工藤壽樹函館市長より歓迎の挨拶を受け、記者会見を行った後に函館ハリストス正教会に向かった。

函館正教会では聖堂において感謝祈祷が行われた。ダニイル府主教座下は、聖ニコライの記念すべき行事のために来日されたことと、昨年の大震災の折にロシア正教会から日本正教会に送られた義捐金への感謝の言葉が述べられた。キリール総主教聖下は聖ニコライの日本における正教伝道の歩みを振り返り、また日露両国民が相和する援けを聖ニコライに祈るよう呼びかけた。また、昨年の震災についてもお悔やみと励ましの言葉をいただいた。その後ロシア人墓地に移動し、この度のご訪問に合わせて設置された十字架を成聖し、リティヤを献じ、夕方東京へ移動された。


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聖堂での感謝祈祷(函館) ロシア人墓地での十字架成聖(函館)

 

9月15日(土)は東京から新幹線で仙台に到着後、エウゲニイロシア駐日大使と共に仙台ハリストス正教会を訪れ、東北一円から参祷した信徒とともに祈祷が行われた。信徒の被災者も集り、総主教聖下からは特に震災の困難に対して慰めと今後の復興への励ましのお声掛けをされた。その後、若林区荒浜地区へ移動し、現地の七郷地区町内会連合地区の方々とともに慰霊のお祈りを献じた。津波被害地に実際に立ち、そこでの悲しい出来事にお悔やみを述べながら一日も早い復興を願う総主教のお言葉をいただいた。荒浜を後にし、仙台市の奥山市長を表敬訪問され、セラフィム大主教座下主催の昼食会に参加された後に東京へ戻られた。

 

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聖堂での感謝祈祷(仙台) 荒浜地区での慰霊の祈り(仙台)
   
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被災地の説明を受ける(仙台) 奥山仙台市長を表敬訪問(仙台)

 

 

9月16日(日)は聖ニコライ永眠100年祭記念聖体礼儀がニコライ堂で行われた。全国から多数の信徒が集り、日本正教会の神品とともに祈祷が献ぜられた。祈祷後、ダニイル府主教座下の来日歓迎の言葉、キリール総主教聖下のスピーチが行われ、またこの度作られた亜使徒聖ニコライ勲章の授与式、聖ニコライの大きなポートレートの贈呈が行なわれた。その後、谷中墓地へ移動して聖ニコライの墓所の前でリティヤを献じた。

夕方、場所をホテルオークラに移して教団主催による祝賀晩餐会が開催された。冒頭、「自由と責任」という総主教聖下の著書のプレゼンテーションが行われ、日本における出版が披露され、またその頒布利益は東日本大震災への寄附にあてられることとなった。

 

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ニコライ堂での聖体礼儀(東京) 谷中墓地でのリティヤ(東京)

 

 

滞在中、駐日ポドヴォリエやロシア大使館にも訪れ、滞在の最終日である18日(火)には天皇陛下、玄葉外務大臣、野田首相を表敬訪問された後、ウラジオストックへ向けて帰路につかれた。

 

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天皇陛下に謁見(東京) 野田首相を表敬(東京)

 

※写真はロシア正教会総主教庁サイトより転載

 

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