日本正教会

金成ハリストス正教会・聖使徒イオアン聖堂

外観

内観

所在地
住所
〒989-5155
宮城県栗原市金成上町西裏60-1
所在地マップ
管轄
長司祭 マルコ 小池 祐幸
問合せ
住所
〒021-0902
岩手県一関市萩荘箱清水56-1
一関ハリストス正教会
TEL/FAX
0191-24-3398
祈祷案内
お祈り(晩祷・聖体礼儀)

・晩祷

第3土曜日 午後5時

・聖体礼儀

第3日曜日 午前10時

日本正教会最初の受洗者イオアン酒井篤礼の出身地。明治の初め迫害にあいながらも布教が行なわれ、この地方の各村々に教会が生まれた。現聖堂は川股松太郎の尽力によって1934年(昭和9)に建立。美しい姿は宮城の百景に入っている。

教会の沿革

1868年(慶応4年)に金成町上町の医師酒井篤礼が土佐の藩士澤辺琢磨らと共に函館で聖ニコライから洗礼を受けたことに始まる。1869年(明治2年)イオアン酒井篤礼は布教を始めたが、明治5年仙台と函館で起こった教会への弾圧のため捕らえられて郷里に送られ、親戚らに預けられ禁足処分となったが、この間に千葉卓三郎(五日市憲法草案の起草者)に伝道を行った。

1875年(明治8年)仮会堂が建設されたが明治12年に消防の人々の乱入で破壊されたため、杉山伊惣治宅を仮会堂とするが2ヵ月後に焼失。沢辺町上町の佐々木寿助宅を仮会堂とする。

1891年(明治24年)より篤礼の甥・川股松太郎宅を仮祈祷所とする。1905年(明治38年)教会を建立。1934年(昭和9年)、川股松太郎が自宅の敷地を提供し現聖堂を献堂した。1980年(昭和55年)に集会所として境内にイアコフ会館が建てられた。2000年(平成12年)には全面的修復が施され、10月にセラフィム辻永主教座下ご臨席のもと成聖式が行われた。